暦の上での入梅とほぼおなじくらいに東京も梅雨入りしましたね。
本日は一十一十の原点となる春光シリーズのご紹介です。
これは会社を興す以前、デザイナーで社長である野溝と、オリジナルファブリックを作りたいねという話になり、そこで野溝が趣味で集めていた古い落雁の木型コレクションに目がとまりました。
こちらの木型、100年ぐらい前のものです。
いまでは鮮やかな色合いの落雁も目にしますが、当時はきっと和三盆などでシックな色合いの落雁だったのでは?と想像したりします。
その落雁の木型をスキャンして線画抽出したものを元に沈丁花など春の花を添えてデザインしたのが『春光』の生地です。
和のモチーフながらヨーロッパヴィンテージな雰囲気のファブリックに仕上がりました。
世界で唯一無二の一十一十だけのオリジナルファブリックであり、弊社設立以前の記念碑的デザインなのでとても思い入れのある生地です。
こんな仕事の仕方は効率優先のいまの世の中ではちょっぴり時代遅れなのかも…なんて思いつつ、それでもこれからも不器用ながらも生真面目に丁寧なものつくりをしていくと思います。
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